ライセンス・エコシステム設計Licensing Ecosystem Design | Nishy English

ライセンス事業はどの順序で進めればよいか?
──5つのプロセス

ライセンス事業は、提供者の論理ややみくもな営業から始めると失敗します。順序が肝心です。各プロセスは前のプロセスの成果を前提にするため、飛ばすことができません。私が実践してきた流れは、次の5ステップです。

(1)ライセンスネタ目利き

どの技術で始めるか。ここを間違えると、長期負債になりかねません。非連続な提供価値・普及ハードルの低さ・広く使われる余地・権利で守れるか——この4軸で見極めます。

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(2)エコシステム設計

ライセンスは、自社だけでは普及拡大できません。関わる全員が得をする「All Win」の構図になって初めて、自律的に広がるサイクルが回り始めます。逆にデメリットを被る誰かがいたら、そこで止まり広がりません。誰が何を得るのか、その構図を最初に描きます。体制づくりや権利整理といった準備も、この構図から逆算して決まります。

(3)ライセンススキーム設計

使用許諾、上市、ロイヤリティ徴収など、具体的なライセンスの仕組みを作ります。All Winの構図を、契約と運用に落とし込む工程です。ここは、コツコツやるフェーズです。

(4)営業不要にするための初期営業

矛盾して聞こえるかもしれませんが、「営業しなくても顧客が増える状態」を作ることは、最高の営業成果だと考えています。そのために、普及のチョークポイントとなる相手を見極めて、そこを攻めます。最初の数社をどう選ぶかで、その後の広がり方が変わります。

(5)少人数運営アーキ設計

数百社を1〜2名で回す「一人監督業」の体制に仕上げます。実行手段を差し替えても事業が回る「事業OS」として構造設計できれば、人件費構造が軽くなり、売上の多くが利益になっていきます。形式知化できる業務を外部化し、判断の残余だけを手元に集約する——この線引きが鍵です。

(2)〜(5)の詳細ページは順次公開予定です。最新の考察はLinkedInで発信しています。

自社の技術がこの型に向いているかは、無料サンプルで当たりをつけられます。具体的なご相談は相談ページからどうぞ。